読書が脳に与える効果

読書をする時に私たちの脳にはどのような影響があるのでしょうか?
読書がよいものだと漠然と感じていても実際にどのような影響があるのかはあまり考えて事が無いかもしれません。

読書をするメリットとしての大半は書物からの内容を知識として蓄えることです。

そのほかにもビジネスマンや経営者であれば「自身の経験を振り返り、先人の知恵を借りる」といった目的で読む方も少なくありません。

そしてこれこそが多くの人にとって最も重要な読書の目的だと思います。

では活字を読むといった読書活動は知識を得る以外で脳にとってどのような影響があるのでしょうか?

読書が脳に与える効果例

例えばある大学の研究では9日間連続で夜小説を読んでもらいその後MRI検査をしたところ左脳の神経細胞のつながりの増加を確認でき、さらに言語能力の強化が確認できたといいます。(出典:https://www.businessinsider.jp/post-17672)

またフィクションなどの小説を読むことで、

  • イメージ能力の向上が行われる
  • 日常生活でのコミュニケーション能力が向上する

などとする研究結果もあるそうです。

更には読書をすることが最も脳をリラックスさせてストレス解消の効果を生む、という研究結果もあります。(出典:http://careersupli.jp/lifehack/dokusho/)

一般的に知識の蓄積といった役割以外にも、想像力を養ったり脳や精神によい影響を得られるということが分かってきています。

進む読書離れとその影響

脳によい効果があるといっても、普段から読書をしていない人が新たに始めるのは簡単ではありません。
ある調査では大学生の読書頻度の最も多い回答がほとんど読まない、という結果だったそうです。(出典:https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/47893)

そして読書をしない人に理由を聞くと時間がない、読書が好きではない、活字が好きではないといった意見が並ぶそうです。

近年ではスマートフォン、タブレットをはじめとしたアクセスの良さから短文、写真が多く表示されるSNSを見る機会が増えてきています。

このような状況も重なり文章から得た知識を自分で噛み砕いて考えるという、読書本来の価値を得られていない(実感できていない)ことが読書の重要性に気付けない一因であると考えられます。

電子機器での読書は本物の紙と変わらない状態で読むことも可能になってきてはいますが、写真投稿が多いSNSでは脳内に自らが想像するイメージする力が乏しく自らの理解力を下げてしまう場面も増えてきます。

ただでさえ読書に抵抗を感じている人に、読書しなさいと言ってもそもそもの価値に気付けていないのでは始めてみようという意欲も起きません。

読書を通じた効果を得るためには、本来の価値を理解しつつ、継続するための読書の習慣化が必要です。

しかし目的無く読書するよりも興味分野から手を伸ばしたほうがスタート時の心理的なハードルは下がりますから、「興味がある」、「知りたい」こういった分野から手に取り読書を始めるのがよいでしょう。

読書とイメージすることの関係

例えば有名な走れメロスの冒頭を読むと、

『メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。』

とあります。

これを文字で読む場合、読者は無意識にメロスという人間の姿形をイメージし、そしてその怒りを自身の感情と照らし合わせながら考え想像できます。

しかしこれがもし1枚の怒っている人の写真や絵であれば、そこに活字からの解釈がイメージを作る余地はありません。

読書をするとこのようなイメージを連続して行うためのイメージする力がが作られていきます。

そしてこのイメージする力の向上によって、日常生活や仕事のコミュニケーションで考える力を発揮する機会を増やすことができます。

読書は活字からイメージする力を養うために必要な脳のトレーニングでもあるのです。

読書の苦手意識や抵抗感への対処法

先ほども述べたように読書をしない人の理由は「時間がない」、「疲れる」、「活字が苦手」と感じることが最も多く読書をしない要因になっています。

苦手意識を減らすためには習慣化することが大事です。苦手なことをやらなければいけないと、感じながら始めてしまうこと自体やる気を削いでしまいます。

習慣化の工夫として、例えば1日5分程度を読書時間を当てると決めてカレンダーに書き込んで毎日の予定でこなすようにしましょう。

1回当たりの時間確保の目安については、日本人の一般的な読書速度から計算してみるとよいでしょう。

例えば、日本人が1分間に読める平均読書速度が分速400~600文字程度のため、1日に5分間の読書をするならば分速500文字(均すと)なので約2,500文字程度になります。

一般的に文庫本などは10万文字から20万文字で構成されているので、この本を読む終わるのに40日から80日程度かかる計算になります。

これではとても時間がかかり最初に読んだ内容なども忘れてしまうでしょう。

せっかく時間を掛けて読んだ内容を忘れてしまい、冒頭と行き来をして時間をロスしてしまうなら、なおさら読書をしたい、といったような気持ちは更に薄れてしまいます。

では読書時間を増やしてみるのはいかがでしょうか。

1日5分といわず、60分読むことができれば、1冊読み切るのに3日から7日程度まで短縮できます。

大分現実的な時間になります。

しかし実際に1日1時間の読書時間をしっかり確保できるという方はあまり多くないかもしれません。

そこで有効になってくるのが読書速度を上げることです。

読書速度が上がれば、直前に読んだ記憶が忘却されるまでのワーキングメモリ(脳の一時的に記憶を保つ機能)も維持でき、文章を行き来した読書をしなくてもよくなります。

読書の抵抗感を減らすためには、一定時間で忘れてしまう(忘却時間)の前に繰り返し読むことで、内容を繋げて先に進むことができるようになると理解が進みモチベーションを保つことも可能になります。

 ・読書時間をあらかじめ確保する
 ・読書時間を増やす
 ・読書速度を上げて、直前の記憶を保ったまま話の流れを止めずに理解する

いずれも読書への抵抗感を減らす対処法として有効ですが、効率を上げる意味で3つめの「読書速度を上げる」を実現できると全てにおいて効率が上がります。

速読が読書と脳トレに効果的

読書速度を向上できれば、読む速さが2倍になった場合、1日5分間の読書でも20日で本を読み切ることが可能となります。

さらには3倍、4倍と増えていくと14日、10日と読む期間を縮めることもできるのです。

読書速度を向上させるための方法は「速読」と呼ばれており、欧米では公私立学校(小・中・高・大学)などの教育機関でも取り入れられるほど一般的になりつつあります。

速読の効果はとても高く、1日10分程度のトレーニングを行うことで、2倍、3倍、更には10倍以上に読書速度をみにつける方も少なくありません。

当然1冊を読むのにかかる時間も六分の一、八分の一と短くすることもでき生産性の高い方法です。

速読はトレーニング自体も脳トレに効果があり、通常の読書速度の数倍で文章を読むため、普段よりも脳の活動量が増えます。

また、脳の血流量の増加も実証されているため、頭の活性化も期待できます。アメリカ・ユタ州立大学の検証では左脳と右脳、それぞれの血流量が数倍から数十倍まで増加した実績もあるほどです。
(出典:新日本速読研究会 英語速読 eyeQ

読書を通じた教養知識の取得、コミュニケーション力、リラックス効果など、脳に良い影響があることは様々な方面から効果の声が上がっています。

読書が与える脳への良い影響を拡げるためには、読書速度そのものを上げる過程(トレーニング)と結果(読書量)により豊かな脳に変化していくことが期待できます。

そのために、まず興味分野の読書を始めることと、脳を鍛える速読トレーニングを合わせて試してみてはいかがでしょうか?

現在は速読といっても内容は多種多様ですが、国内外と実績があるジョイント式速読を採用している「ソクノー速読」がお勧めです。

小学生から大人まで無料で体験もできるので、まずは気軽にチャレンジしてみてください。

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