右脳トレーニングに速読がおすすめな理由

右脳トレーニング速読

右脳トレーニングと聞くとどのようなイメージがありますか?

アクションもの映画のように何か超人的なパワーが得られる超能力を想像する方もいるのではないでしょうか。

実は右脳強化のためにトレーニングで鍛えることは難しくありません。

実例で挙げるなら、人間の読む速度を基準に一般的な人と比較してみると、どの程度の影響があるのかを判断することができます。

読書をするほとんどの方は左脳が担う逐次処理(直列処理)で文章を読む、つまり1文字ずつを目でみて理解していく音読をしながら読み進めています。

一方で右脳を使った読み方の場合、文章を広く映像として見ていき固まりで理解していくのが特徴です。

速読は右脳トレーニングとしても有効であると耳にしたこともあると思いますが、実際のところ速く読むだけで右脳トレーニングになっているわけではなく、速読トレーニングの過程で右脳を鍛えていきます。

日本人の9割は左脳タイプと言われていますが、右脳が担う役割にはどういったものがあり、右脳の活動量を活性化することで、日常生活でどの程度影響を与え役立つか気になっている方に右脳トレーニングによる効果をお伝えしていきたいと思います。

右脳が担っている役割

左脳と右脳は厳密には別々のものではなく、大脳全体の役割を指しています。

一般的に左脳が担当すると言われているのは言語処理能力、数学的論理、右半身のコントロール、発話、筆記、推理など逐次的に情報を処理する機能です。

右脳は左半身のコントロール、顔の表情認識、奥行きの感覚、創造性(アイデア)、音楽性、直感が挙げられます。

(出典:東京図書 A・ウィンター&R・ウィンター著 脳力トレーニング)

右脳を使うと速読にどんなメリットがあるのか

右脳が活性化すると読む速さにも影響を及ぼします。それはブロック単位で文字を捉える見かたがみにつきます。この能力は文章を読む際の情報処理能力の向上に役立ちます。

左脳の特性である数学的論理のような直列処理の場合は一文字単位で文章を見ていく、いわゆる音読の読み方の習性が強く出るため、文字を見る速度だけでも限界があります。

右脳を使った広く映像で捉える能力を向上させることで、文章の見かたを数文字から数行単位に変えていく(新しい見かたを記憶する)ことができるようになります。

このような文字の見かたを覚えるだけで、1文字単位の情報処理量と雲泥の差が出てきます。

しかし今までの左脳読みのようなこだわった読み方での読書方法を変えるのは簡単ではありません。

無意識の内に読書とはこういうものと反射が起こり、広く文字を見ることに抵抗が生まれなかなか思うように見かたを変えることができないのです。

ですからまずは右脳を使った文字や映像の見かたに順応(慣れ)していく必要があります。

左脳と右脳の両方を発達させるのが理想

では読書速度を上げていくためには右脳トレーニングだけに専念すればよいのでしょうか。

実際は右脳での文章の見かたと言語として理解する左脳の処理速度を向上させていくことで、見る力と理解する速度を結びつけていきます。

これは速読トレーニング(ジョイント式速読法)を行っていく過程で能力を向上させていくことができ、右脳と左脳をバランスよく活性化して読書速度の向上が実現します。

ジョイント式速読法が開発した右脳トレーニングのために行う速読法の一例を挙げると、

まずは「映像(絵)」と「文字(単語)」を交互に見ていくトレーニングによって、左脳と右脳の切り替え速度を上げていく方法があります。

例えば、速読トレーニングブックという本で行う内容では、絵と文字を一定の速度から少しずつスピードを上げていきます。

そうするとある速度を超えた時点から「文字」か「絵」のどちらかが多く見える状態が起こります。

この認識比率や速度は人によって個人差はありますが、文字が多く見える方もいれば、絵が多く見える人もいます。

意味するものは、一定速度以上で多く見えるどちらかが普段の脳の使いかた(利き脳と呼びます)になります。

文字が多く見える人は普段から「左脳」の機能を「右脳」よりも比較的多く使っていることが分かります。

絵が文字よりも多く見える人は逆に「右脳」を「左脳」よりも使う頻度が高いということです。

大抵の方は左脳タイプ、つまり「文字」が多く見える状態ですから、右脳の活動領域を増やすためには、まず絵(映像)認識の情報処理速度を上げていくことで右脳をトレーニングすることが可能です。

右脳の能力が上がれば日常生活にもプラス

右脳の力を強化することで、日常生活にもメリットが生まれます。

その一つが記憶力の向上や改善です。

記憶する力を担うのは右脳が大部分を担当しています。記憶力の悪い人は右脳の映像処理の力が乏しく、言葉から映像に置き換えたり、映像から言葉を連想するが苦手です。

記憶の基礎であるイメージ力が低いと何かものを覚えたり、勉強で暗記する際にイメージ力が高い人と比べると時間に差が生まれます。

顔と名前を覚えられない、買い物中に買うものを途中で忘れてしまう、読書をしても頭に内容が残らないなど、ストレスを抱えることも多く生じます。

記憶力の右脳をトレーニングで鍛えることで、疾病でない限りは記憶にまつわる生活の中での問題のほとんどは解消できる傾向にあります。

右脳トレーニングは記憶力の改善だけでなく、頭の回転を速くしたりと脳トレとしても効果が期待できます。

右脳を鍛えるには速脳トレーニング(ジョイント式速読法)

右脳トレーニングをやりたいと思っても正しくできるのか不安という方は速脳トレーニングという方法があります。

これはジョイント式速読法に含まれるトレーニングで、理解力を落とさずに文章を速く読むために左脳と右脳の情報処理機能を高めているやり方です。

まずは右脳の映像処理と左脳の言語処理の切り替え速度を上げていくことで、左脳と右脳の活動比率を1:1に近づけることができます。

速脳トレーニングによる脳の活動領域の変化 ソクノー記憶

同時並行処理能力が向上する

ジョイント式速読法の右脳トレーニングでは他にも「同時並行処理能力」を上げる訓練が含まれます。

普段から左脳の機能で直列処理機能に慣れている人は、同時に複数の情報を捉えることが苦手な傾向が強く、速読トレーニングではこういった同時並行処理能力を鍛えていくことで、左脳の何倍もの情報処理ができる力を養うことができます。

ポイントとしては現在の自身が再現できる速度でトレーニングを行うのではなく、今はまだとても捉えきれない情報速度を段階的に変化させてより高度な水域に能力を順応させていくことが重要です。

ジョイント式速読法ではコンピューターにプログラムした速度で一人ひとりに合わせた最適なトレーニング環境を構築するので、より効果的に同時並行処理による右脳訓練が可能になっています。

オンラインでできる右脳トレーニングにチャレンジ

速読トレーニングの過程で右脳が活性化し能力が上がっていると判断できるポイントは、読書速度が分速3,000文字を超えたかどうかで大体判断ができます。

なぜなら左脳読みでの音読は1文字づつでしか文章を追うことができないため、物理的な限界があります。それが読書速度の分速2,500文字~3,000文字なのです。

右脳の力が発達し文章を固まりのようなブロック単位で読める「視読」を実現するためには、音読では限界が来てしまうのです。

速読トレーニングの過程で右脳の力を強化して、右脳トレーニングの効果を実感するには実際に行ってみるのが近道です。

右脳を鍛えるプログラムは最新版速読「ソクノー速読」でも行うことができます。

オンラインから無料体験もできるので、自分の能力をどれだけ上げていくことができるか実感してみてはいかがでしょうか?

パソコンはもちろん、タブレット、スマートフォンからでも体験できます。

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