高校3年の夏、模試を受けるたびに長文読解で時間が足りなくなるのが悩みでした。
国語も英語も、問題文を読み終わる前に試験時間が迫ってきて、最後の数問は勘で埋めるしかない状況が続いていました。
訓練前は600文字/分くらいで読んでいましたが、焦れば焦るほど同じ行を何度も読み返してしまい、結果的にさらに時間を失う悪循環に陥っていました。
私が通う塾の先生から「理解力は変わらずに、読むスピード自体を上げるトレーニングがある」と聞いて、半信半疑で始めました。
最初のうちは「こんなことで本当に変わるのか」と思っていましたが、1ヶ月ほど経った頃から、読むときの力みが明らかに減っていることに気づきました。
以前は一字一字を目で追いかけていたのが、行単位で視野に入れて意味をつかめるようになってきたのです。
トレーニングを続けた結果、読書速度は600→3,000文字/分(5倍)まで上がりました。
模試では、以前は国語の長文読解に25分かかっていたのが15分程度で終わるようになり、その分を問題演習と見直しに回せるようになりました。
英語のリーディングでも、本文を読む時間が短縮されたことで、設問を解く余裕が生まれました。
試験本番では、最後の問題まで落ち着いて取り組むことができ、「最後まで解けるかも」という手応えを初めて感じました。
時間に追われる不安が減ったことで、問題の意図を考える余裕もでき、正答率も上がりました。
先生からも「読解の安定感が出てきた」と言ってもらえて、自信につながりました。
