宅建の資格取得に活用

時間がない50代こそ、読む速度を変えるのが最短ルートだった

50代半ば、会社の事業再編をきっかけに不動産関連の部署へ異動になり、宅建資格の取得が必要になりました。しかし、毎日の業務が忙しく、勉強に使える時間は通勤電車の往復と就寝前の30分程度。テキストを開いて読み始めても、1ページ読むのに時間がかかり、1章終わるころには最初の内容を忘れている。

テキスト1周するだけで2週間、過去問に手をつけるころには試験まで時間がないという悪循環でした。

「若い頃ならもっと速く読めたはず」という思いと、「この年齢で資格を取るのは無理なのでは」という不安が交錯していました。ただ、時間を増やすことは現実的に難しい。ならば同じ時間で読める量を増やすしかないと考え、速読トレーニングを始めました。

訓練前は450文字/分だった読書速度が、3か月のトレーニングで8,150文字/分と7倍に向上しました。テキストを1周する所要時間が2週間から5日に短縮され、同じ勉強時間でも繰り返し読める回数が大幅に増えました。過去問演習も月1周がやっとだったのが月3周回せるようになり、出題パターンが体に染み込んでいく感覚がありました。

特に効果を感じたのは、復習サイクルの高速化です。忘れかけたタイミングでもう一度テキストに戻れるため、記憶の定着が安定しました。試験本番でも問題文を素早く読めたことで見直しの時間が確保でき、結果として一発合格を達成。50代でも、読む速度を変えるだけでここまで学習効率が変わることを身をもって実感しました。